Horsecallシステムの詳細
センサー・アプリ・WEB解析システムが競争馬調教を強力にバックアップ
信頼性の高い心拍数センサー&GPSを採用
Horsecallシステムは、センサー(心拍数センサー&高精度GPS)、トレーニングアプリ(Horsecall Tarining)、そしてHorsecall Training WEB解析で構成されています。
心拍センサーは、既に広く利用され定評のある心拍数センサーを採用、同様に位置情報を高精度で測定する為に、航空機にも使用される高精度GPSをスマートフォンとセットで使用します。
安定して馬体の心拍測定可能な心拍測定精密電極(特許出願済)
Horsecallシステムでは、競争馬の心拍をいかに測定するかという大きな課題がありました。 従来の心拍測定用の電極は、馬体の状態により電極がずれてしまい、測定漏れや測定異常を起こす場合が多々有りました。 Horsecallシステムでは、東洋紡株式会社と馬心拍測定用の電極を新開発。 伸縮性があり、低電気抵抗の電極用素材「COCOMI」を使用して、腹帯カバー型の電極としました。 真冬の北海道での測定試験を繰り返して実施。安定した心拍数測定を可能としました。新しい電極により安静時やトレッドミルでの安定した心拍測定も可能となりました。 心拍測定によって、馬体の心肺負荷状態や疲労状態の把握が可能に。 調教時の速度や心拍データだけではなく、「馬体への疲労・負荷」の測定を行います。
測定データ収集の要「Horsecall Trainingアプリ」
Horsecallシステムの最も重要な「測定」は、信頼性の高い心拍センサー、高精度GPSそして新型の電極のセットが担います。 次にセンサー情報は、騎乗者の装着したスマートフォン(現在iOSに対応)を介してネット上のクラウドデータベースに通信されます。センサーからの測定データの受信とネット上のデータベースサーバーへの蓄積を行うのが、Horsecall Trainingアプリです。 アプリは、データ収集と蓄積の要です。
「Horsecall Training WEB」すべての調教データを集計し、解析するHorsecallの頭脳
スマホを介してネット上のクラウドデータベースに集積された測定データは、WEBベースのクラウド解析システムにより集計・解析されます。 スマホからリアルタイムで位置情報、心拍情報がアップされるので、このWEB解析システムは、「リアルタイムモニター」機能を備えます。 また馬毎や、調教タイプ、乗り手別など集積されたデータを集計整理します。
グラフ表示機能では、全体のデータ表示の他、特定部分の拡大表示、ゴール地点より5ハロンの自動タイム集計機能など、競争馬・競技馬の調教データ解析に特化した専用システムです。