Horsecall Trainingアプリ

センサーデータをリアルタイムで通信


 

調教用アプリの課題

調教時の馬体の速度、心拍数、加速度は、それぞれ高精度のセンサーにより測定されます。 従来の馬の心拍測定システムでは、センサーデータは、腕時計型や小型の記録装置に記録され、トレーニングが終わるとPCやスマホをつないでデータを転送する必要がありました。 しかし調教の現場では、短時間に多くの馬の調教を行わねばならず、都度データを転送している時間の余裕はありません。 また騎乗員は、馬の状態を把握して、適切に調教を進めるためにも、機器操作を行うのは困難です。 Horsecallアプリは設計の段階で、いかに「手間をかけないか」を重要な課題としました。
 

リアルタイムにデータを通信

調教終了毎にデータを読み出す手間をなくし、また調教中に、馬場外で調教状態をリアルタイムでモニターできれば・・。 こうしてHorsecallは、スマホをデータ受信とサーバーへの通信機能をもつデータ収集の要としての機能を開発しました。 スマートフォンは、センサーからのデータをリアルタイムでクラウド上のサーバーにアップロードします。 この結果、馬場外からクラウドサーバーのデータを参照する事で、調教時のリアルタイムモニターが可能となります。
 

調教時の気象データも自動記録

調教においては、馬体のデータはもちろん最重要ですが、天気、気温、湿度などの環境データも非常に重要です。 アプリでトレーニングを行う都度、気温や湿度を入力する事が必要となりますが、これもまた大きな手間です。 Horsecallアプリは、トレーニング開始と同時に周辺の気象情報を自動で記録します。 調教時の気象データが記録されれば、暑いのか、寒いのか、また湿度は高いのか低いのかという、まるで陸上競技のように選手のコンディションに影響する要因をしっかりと評価できます。 Horsecallアプリは、まさにプロアスリートが求めるトレーニング管理と同じ構成をもっているのです。
 

小さく、軽く、これから改良は続く

騎乗者の負担を低減する為に、Horsecallアプリを駆動するスマートフォンは、より小さく、軽くが重要となります。 スマートフォンといっても電話機能は不要。これからもより小さく・軽くを目指して、アプリの作動環境を改良してゆきます。 さらに騎乗者の負担を軽くするためにも、アプリをスタートすれば、後はすべて自動で計測、通信が行われるように改良を継続しています。 
 

センサー

Horsecallは、心拍数測定、位置情報検出に信頼性の高い第三者製の高性能センサーを採用。また心拍数の測定用には、新開発の腹帯一体型電極を使用。
 

Horsecallアプリ

センサーとBluetooth通信で連携し調教データをサーバーに自動通信。 データ収集の要
 

Horsecall Training WEB

スマホからでも、PC・パッドからでも調教データ解析が自由自在。 調教時データリアルタイムモニター機能&データ集計解析機能。 画期的な競争馬 調教・馬体状態解析システム。 
 

Horsecall Training WEB (PRO)

蓄積されたデータをより高度解析する為のプロ版。 (2016.8.1より提供開始予定。 プロ版は、Horsecallシステムに習熟された方にご案内します)